2020/07/30 21:00

頭大きいから似合わないよ、と言っても、
じゃあカチューチャにすればいいじゃん、といって、
どうにか私の頭にも着けさせたいようだった。
いいよいいよと言いながらも、ちょっと載せてみたい気もするし
娘がやりたいならとベンチに座って頭を下げる。
花冠のリボンを解き、慣れない手つきで私の頭にカチューチャの様に着けてくれた。
日差しがあって撮影日和だったけど、
梅雨の合間という事もあってか湿気がすごく蒸し暑かったが、
娘が気が済むまで撮影に付き合った。
いつの間にか蚊にもたくさん刺されてしまっていて2人とも痒みには勝てず、
かなりの枚数の写真も撮れた事だし帰る事になった。
公園を出て足元をみたら案の定すごい数の蚊の跡が出来ていた。
家に帰って早く薬を塗らなきゃ痕が残ってしまう。
娘の肌は跡が残りやすいのだ。
しかし娘は暑さも痒さも忘れて、今度はスキップしながら変な歌を歌っている。
天真爛漫というか、何というか。
その姿を見ていると、サプライズは成功だったようだと感じる事ができた。
今年は旅行とかのイベントは無いけど、
こうしてささやかなお祝いができて、
少しでも思い出になるといいなと思う。
見上げると遠くには入道雲が出ていた。もうすぐ梅雨が明けるのだろうか。
※これはほぼフィクションです。